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赤猫丸平の片付かない部屋

Une chambre mal organizée

金平湯と柳湯(千葉県佐原市)


東京から1時間強で佐原に着く。



重要伝統的建造物群保存地区をひととおり歩く。佐原は明治中期に大火に遭ったため江戸時代までさかのぼる建物は土蔵にかぎられる。

二軒の造り酒屋に挟まれて金平湯があった。






浴場組合には「松の湯(金平浴場)」と登録されており、インターネット上でもそのように表示されるが、現地では「金平湯」で通っている。駐車場の看板も「金平湯」である。読みは「かねひらゆ」でも「こんぺいゆ」でもなく「かねへいゆ」。金田平左衛門を縮めた屋号に由来する。松の湯と登録された経緯はおかみさんにはわからないとのことであった。
二つある浴槽の深い方に足をつけるとおそろしく熱い。常連さんに備え付けの湯かき棒でかき混ぜるように言われた。千葉県香取市佐原イ622。

佐原駅に戻ると小見川駅付近での倒竹で成田線が上下線とも運転見合わせになっていた。運転再開の見通しがたたないので佐原のもうひとつの銭湯、柳湯を訪ねることにする。


伝建地区から柳湯の煙突をみる。


幾多の銭湯を訪れた身でも後ずさりするような路地の奥にある。



本当に立ち入っていいのか不安になりながら進む。


煙突から上る煙を見ていなければ営業中なのかわからない。男湯・女湯の表示もないので青い取っ手のドアを開けるとはたして男湯の脱衣所であった。


浴室にはこんこんと湯が注がれる音が響き、山麓の鉱泉に来たような心持になった。
千葉県香取市佐原イ471。2021年3月13日。

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