旗の台つりぼり店 銭湯遺跡探訪(22)
元銭湯を転用した「釣り堀」を訪ねる。前は近くの「新井湯」(品川区旗の台3-2-9)で営業していたが、そこが取り壊されることになったため、「荏の花温泉」(品川区旗の台2-4-4)に移転した。柳田工務店が副業(道楽?)で経営している。
町田忍『銭湯遺産』(戎光祥出版、2008年)65頁の外観写真と比べると、唐破風屋根の下部にあった天女の飾り彫刻がなくなっている。
荏の花温泉は、1994年マップには掲載されているが、2000年マップでは消えているので、1990年代末に廃業したらしい(インターネット上で1997年2月12日の入浴記録、1998年12月11日の入浴記録が確認できる。)。廃業後20年も残存していた建物のいたみは相当なものだったろうが、本業が工務店なので補修・改修はお手のものだろう。
HPでは定休の火曜日を除く毎日営業となっているが、店頭の貼り紙によると土日のみの営業。
入口からみて右側の元男湯。同じ「水商売」だけに水槽が置かれていてもあまり違和感はない。
さすがに浴槽まで転用したわけではなく、物置になっていた。
左側の元女湯。こちらのほうが水深が浅く、釣りの難易度が高いとのこと。
女湯の脱衣所はほとんど手つかずのまま休憩室になっている。
東京都品川区旗の台2-4-4。2018年5月27日。