日本鉱泉(愛知県瀬戸市)
焼き物の町・愛知県瀬戸市へ。
洞の本業窯を見た後、窯垣の小径を歩き、「窯垣の小径資料館」に寄る。建物裏手の浴室には窯元の家らしくマジョリカタイル(本業タイル)が潤沢に貼られていた。
窯垣の小径をさらに進んだ先の「窯垣の小径ギャラリー」もかつての窯元の家で、庭の浴室を覗くとここにも本業タイルが。床には船岡温泉のタイルによく似たものもあった。
瀬戸市にはかつて窯業労働者が汗を流した多くの銭湯があったらしいが、現存するのは2軒のみ。末広商店街の東側入口近くに旧蛭子湯の建物が残っていた。
16時半の開店を待って日本鉱泉へ。入母屋を覆う織部の瓦が美しい。浴室は多治見の豆タイルで彩られていた。愛知県瀬戸市銀杏木町34。2019年10月6日。