豊島区の銭湯の変遷 補遺
再開発で周囲の街区が大きく変化した銭湯について補遺。
(1)旭湯
豊島区雑司ヶ谷町4-633、住居表示実施により南池袋2-46-8。
1970年 旭湯の周囲は典型的な「木賃ベルト地帯」であった。
1990年 旭湯の敷地には1988年3月竣工の「池袋杉原ビル」が建っている。
2015年 都市計画道路環状5の1号線(明治通りのバイパス)が開通するとともに、大規模な再開発(南池袋二丁目A地区市街地再開発事業)により豊島区役所と高層マンションが一体となった高層ビルである「としまエコミューゼタウン」が出現した。
(2)竜の湯
豊島区日の出町2-211、住居表示実施で東池袋4-5-2。
1990年 赤線で囲ったところが竜の湯。竜の湯の周囲にも木造低層住宅・店舗が密集していた。
2015年 竜の湯を含む一帯は再開発(東池袋四丁目市街地再開発事業)により「ライズシティ池袋」となった。
再開発を待つ「竜の湯」の煙突。2002年7月16日。