中野区の銭湯の変遷 補遺
区画整理等で周囲の街区が大きく変化した銭湯について補遺。
(1)文化湯(昭和通3-59)
1966年に開業した高層複合ビル「中野ブロードウェイ」の建設地内にあった。赤線で囲まれた部分が中野ブロードウェイとなった。
(2)白鷺湯(白鷺1-12-4)
都営第2鷺の宮アパート建設にあわせて1960年前後に開業したものと思われる。中野区内では他にも都営第八鷺宮住宅(現・大和町4丁目アパート)の建設とともに伸泉湯(大和町4-51-1)が開業している。1958年と1961年の住宅地図は描画が正確でないものの、田畑の中にまず白鷺湯が出現した様子が分かる。
(3)平和湯(中央1-38-9)
1990年代の再開発により周囲の木造家屋とともに消滅、アクロスシティ中野坂上の敷地となった。