大久保2丁目交差点の変遷(2002年-2015年) 東京の栞(087)
地下鉄副都心線の建設と明治通りの拡幅による大久保2丁目交差点南東角の変遷。
2003年8月18日。
2015年8月12日。撮影位置と画角は異なるが、左側の屋上に給水塔のある5階建てのビル(お茶・甘味の「深山園」、新宿7-27-25)を手がかりに比較対象することができる。交差点角の和菓子店「よしだや」は地上10階建の「コンフォート東新宿」の1階に収まっている。後記のとおり最後まで残っていた青果店(有限会社光成)は姿を消した。
2002年 拡幅工事開始前。
2003年 明治通り東側で地下鉄工事のための区域の設定。
2004年 新宿7-27-21と23の建物が撤去。
2005年 新宿7-27-21の関口ビルが撤去
2006年 交差点南東角の建物が青果店(有限会社光成、新宿7-27-24)を残して撤去。
2007年 店の入れ替わりのほかは変化なし。副都心線東新宿駅の地上出入口となるビルが建設中。
2008年 副都心線東新宿駅が開業。
2009年 新宿7-27-22の建物と交差点北東角の建物が撤去。地下鉄地上出入口の南隣に地上10階建のコンフォート東新宿が竣工(2008年11月)。
2010年 大久保通り北側の拡幅予定地(大久保2-1-3)が空き地に。
2011年 ついに青果店が退去。
2012年 青果店の入っていた建物が撤去。交差点北東の空き地は「すみ切り」をして駐車場に。
2013年 交差点の南北で明治通りを東側に拡幅。
2014年 拡幅工事が完成。
なお、最後まで立ち退かなかった青果店は、大久保通りを200メートほど西へ行ったところの桜井ビル(大久保1-5-13)1階に移転して営業していたが、すでに閉店している(当該店舗には「いきなりステーキ・大久保店」が2015年5月に開店。)。